今までマルチング(一般的にはポリエチレンの農業用フィルムを地面の畦に合わせて張ること)は人力のマルチャーでこなしていました。慣れればそれなりの仕上がりができるので、特に不足は感じていませんでした。ただ、問題は一人ではマルチングができないことです。直売専業になって、基本的に何でも一人でできるような作業体系を組んでいましたが、数少ない一人でできないことの代表がマルチング作業と、トンネルのビニルを広げることです。あとはビニルハウスの屋根のビニルを広げるとか、寒冷紗をきれいにたたむとかもありますが、外注できることもあるので目下の問題はマルチングとトンネルかけです。
露地野菜栽培で一人でカバーできる面積は1ヘクタールといわれています。ただ現状1.65ヘクタールをやっている身には少々きついので、今年のゴールデンウイークにマルチャーを注文して、初マルチャーデビューをしました。
同業他社はカボチャやスイカ、メロンなどのトンネル栽培に大きなかまぼこ型の畦を立てていますが、私の場合はそんな使い方はないので、おもに使うマルチングフィルムのサイズ(3種類)に対応していて、畦の高さも10センチ以下、マルチャーを取り付ける管理機も小型で出力6馬力以下という注文で、そのようなものを農機具屋さんに見繕って頂きました。だいたい50万円くらいだそうです。いちおう値段聞きますがこのアバウトさがなんともですが、今年の4月に新しくビニルハウスの建て直しましたが、この時も見積もり出してもらって、だいたい200万かなんて感じです。来月はビニルハウス代を払い込むことになっています。私が事業主になって、仕事で使うお金は揮発性なのではないか?と思うことが多いです。もう支払うべきものがわかったら、どんどん支払わないと貯金の残高がみるみる減ってきてしまいます。他の人は揮発性のお金じゃないのかな?
冗談はさておき、ゴールデンウィーク中に納品され、最低限の説明聞いて、わからないことあったら説明しますといわれました。ただ、休みに呼び出すのは忍びないので、取扱説明書を暗唱できるくらい読み込んで、マルチャーの幅の調整も覚えて見よう見まねでやってみたら、なんとかなりました。同業他社のマルチャーがどうもいつも同じサイズで使っているのは、この作業の繁雑さがあるんですね。ただ、もう覚えてしまったので、お手のものです。
納品されて以来、ズッキーニのマルチングや、スイートコーンのマルチングで延べ面積25アールに達しました。すでに元取った感じです。一人でできるって楽ですね。こんなに楽にきれいに張れるんなら、もっと早く買えばよかったです。あとは8月に支払いできるように、スイートコーンに稼いでもらわないといけません。

昨日は今シーズン最後の播種分のマルチングして、終えたら月が出ていました。まだ満月ではないようですね。
今週は仕事のやりくりして小網代の森にホタルを見に出かけたいと思います。