この記事を書いている時点で、あと1時間ちょっとで放送されるのですが、先日NHKラジオの「ラジオ深夜便」という番組のインタビュー収録がありました。
担当は隔週で土曜日始まりの後藤繁榮(ごとうしげよし)アナウンサーです。そもそもの始まりは7月の暑かった頃、自宅に「NHKの後藤です」と電話がかかってきて、ラジオ深夜便は直接アナウンサーから電話がかかってくるんだと思いました。そして、下見を兼ねて後藤さんが直売所までおいでくださり、畑を案内したりご飯食べながら私がしていることを話しました。後藤さんは終始ラジオで聞くときと変わらずおだやかな話し方をされ、さすが話すことのプロは違うんだなあと思いました。そのあと、企画が通れば収録になりますという話だったので、そうそう簡単に企画なんか通らないんだろうなと思っていました。

それから1ヶ月以上経って、そんな話を忘れた頃、再び後藤さんから電話がかかってきてスタジオの予約がすんだからお願いしますという話になり、収録当日を迎えました。
NHKなんて、それまでテレビ番組の取材などで畑で相手することはありましたが、直接渋谷まで出向くのは初めてのことでした。25年くらい前に当時すでに付き合っていた相棒と代々木公園にフリーマーケットに何度か通ったことがあり、そのときあれがNHKかと思ったくらいです。
決められた時刻に後藤さんと正面玄関で待ち合わせて、中に入ることができました。(守衛の人が何人もいて、勝手に入ることができない仕組みになっていました。)
はじめてきたので、借りてきた猫のようにキョロキョロしながら階段登ってエレベーターをいくつか乗り換えて収録スタジオのあるフロアに来ました。
当初普段ラジオで聞くかんじでは、スタジオから見る外の景色がきれいなんだと思っていました。ところが今回は収録だったので、放送のスタジオではなく窓のない部屋でした。スタジオのドアを開けると調整室に録音のエンジニアの方がいて、そこから収録スタジオに入ります。対談なので、後藤さんとブームスタンドにマイクが2本ついた机を挟んで座りました。座って気がつきましたが、マイクの前にはうちわのようなスクリーンがついていて、向かい合うとこれが対談なのに結構邪魔でした。

収録は40分放送するそうですが、実際には後藤さんの進行が素晴らしくて、調子に乗って1時間近く話してしまいました。基本的に私は調子に乗ると冗長な話になるので、編集してもらったほうがいいですね。(インタビューの内容は私が関わっている三浦半島食彩ネットワークの活動と私の仕事のことです)
調整室にはアナログなものはレコードのターンテーブルと、CDプレーヤーくらいで、録音機はデジタル録音なのでテープレコーダーのようなものはありませんでした。個人的には、こっちの方を見学したかったです。

収録を終えて、あのNHKの社食で後藤さんからごちそうになりました。食事をしたのは5階にある社食で、1階の方は番組の収録のためカツラをかぶった人なども食事しているそうですが、5階では見かけませんでした。昼食にはだいぶ遅い時間帯でしたが、広い食堂に大勢食事をする人がいてトレーを持って空いた席を探すために歩き回らないと見つからなかったです。
この先再びこんなことはないだろうと思ったので、スタジオパークというところの見学コースをぐるっと回ってNHKをあとにしました。このどーもくんは画面に比べるものがありませんが、とても大きいものでした。なんだかどーもくんに見送られているようでした。

このあとまだ閉館時刻まですこし時間があったので、恵比寿の東京都写真美術館に行きました。改装のため長いこと休館していて、新装なってから来たのは初めてでした。

会場はちょうどアラーキーの展示をしていて、平日なのに大勢の観覧者でにぎわっていました。アラーキーともなると外国の観覧者も多くて、それがほかの写真家の展示とは雰囲気が違いました。
肝心のラジオ深夜便の話は、NHKのラジオアプリで聞き逃しサービスというのがありますので、そちらで私の与太話をお聞きください。放送後は一週間聞くことができるそうです。